証券化クレジット:代替となる収益源

Jun 25, 2026

当社の証券化クレジット・チームが、伝統的資産からの分散を目指す投資家向けの投資機会を解説します。

ポイント
  • 4兆米ドル超の大規模な証券化クレジット市場は、構造的な保護を備えた伝統的なキャリー戦略の代わりを求める投資家に、様々なソリューションを提供しています。
  • これらのソリューションは、流動性の高いキャッシュ・ソリューションから投資適格証券化クレジット、非流動性のオルタナティブまで多岐にわたります。
  • スプレッドがタイト化し、ボラティリティの高まりおよび個別銘柄のストレスが上昇する市場環境において、分散が図られ、アクティブに運用され、魅力的なインカムを提供する戦略が投資家の共感を得ています。

その他リスク資産との低い相関性

より伝統的な債券や株式へのエクスポージャーとの相関性が低い資産クラスを求める投資家からの関心が高まっています。証券化クレジットは、個人消費者リスクなど代替的なリスクへのエクスポージャーを提供するとともに、金利デュレーションが低いため、伝統的資産のよい補完となりえます。私たちの見解では、投資家はデフォルトからの構造的な保護を備えた、予見性の高いキャリー収益を求めています。

代替なリスク源泉へのアクセス

流動性の高い投資適格分野、すなわち資本構造の最上位部分にのみ投資し、様々な担保資産のAAA格債券に焦点を当てた戦略は、魅力的なスプレッドの上乗せ、非常に高いクレジットの質、低いドローダウンを提供するキャッシュ・エンハンスメントの手段として、重要な役割を果たすことができると思われます。

証券化クレジットは、非常に流動性が高く高品質な資本構造においても魅力的なスプレッドが得られます。流動性の観点から説得力のあるソリューションを提供することができます。

さらに、投資適格の証券化クレジットは、伝統的な投資適格社債に対して補完的な役割を提供することができます。分散が図られた戦略は、短いスプレッド・デュレーション、変動金利へのエクスポージャー、魅力的なスプレッド、高いクレジットの質、個別銘柄のストレスからのプロテクションを提供します。

非流動性プレミアムへのアクセス

非流動性の分野では、キャピタル・コール・ローンに投資する戦略が、企業リスクの分散手段として注目を集めています。キャピタル・コール・ローンでは、ティア1スポンサーへのエクスポージャーが、非流動性プレミアムによって高品質な投資機会を提供します。これにより投資適格資産と比較して魅力的なスプレッドがもたらされています。従来は銀行のみがアクセス可能であった市場でしたが、この分野に投資する戦略の増加によって、より広範なクレジット市場や株式市場と連動しない非常に高品質な資産を活用した代替的収益源が利用可能となりました。こうした戦略は、投資家にとっても意義のあるものとなっています。

一部の投資家は流動性の低い投資を受け入れ、場合によっては資金のロックアップを受け入れていますが、そうした分野においてもより高いスプレッドを求める需要は高まっています。例えばダイレクト・レンディングなどの分野では、より広く取引されるシンジケート・ローン市場と比較してスプレッドが縮小する傾向が見られています。これは非流動性プレミアムがそれほど魅力的ではなくなりつつあることを示唆しています。

良好なスプレッドを提供する高品質な資産への需要があります。そして、一部の投資家はそのプレミアムを得るために非流動性資産に目を向けつつあります。このような場合、キャピタル・コール・ローン戦略が説得力のあるソリューションを提供することができます。

あらゆる市場環境で有益

私たちの経験に基づくと、投資家は既存の資産配分を補完するような、低相関の代替的収益を求めています。

引き続き不確実性の高い状態が続く可能性がありますが、証券化クレジットに対する私たちの見通しは前向きです。最終的にはより広範なマクロの動きに左右されるものの、短期のスプレッド・デュレーション、強固な担保と構造、個別銘柄のクレジット・イベントからのプロテクション、時間の経過とともに進行するデレバレッジといった魅力的な特性があり、伝統的なクレジット資産と比較して魅力的なメリットを提供します。

RBCブルーベイにおける証券化クレジット

証券化クレジットはRBCブルーベイが重要視する資産クラスです。この投資チームは、より広範なグローバル債券プラットフォームの一部を構成しており、その他のレバレッジド・ファイナンス、投資適格、マクロ・スペシャリスト、エマージング市場など様々なチームの専門性を活用することができます。

当社は証券化クレジット市場全体において長年の経験があり、広範囲にわたるプラットフォームを通じてアクティブ運用の付加価値を提供しています。債券の供給に左右される市場環境においては、投資機会の発掘能力が重要なアルファの源泉となり、さらに長年にわたる取引相手との関係性が鍵となります。

RBCブルーベイは欧州および米国で複数の案件を手掛けるCLOマネージャーでもあり、そのチームと連携して運用を行っています。CLO市場のトレンドも継続的に把握できる立場にあり、裏付け資産の分析能力も有しています。これが、ボトムアップ型のクレジット調査の底上げを図り、私たちの投資プラットフォームの強化につながっています。

本資料はブルーベイ・アセット・マネジメント・インターナショナル・リミテッド(以下、当社)が情報の提供のみを目的として作成したものであり、特定の投資商品の取引や資産運用サービスの提供の勧誘又は推奨を目的とするものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。本資料は信頼できると判断した情報に基づき作成しておりますが、当社がその正確性、完全性、妥当性等を保証するものではなく、その誤謬についての責任を負うものではありません。本資料に記載された内容は本資料作成時点のものであり、今後予告なく変更される可能性があります。また、過去の実績は将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。なお、当社の書面による事前の許可なく、本資料の全部又は一部を複製、転用、配布することはご遠慮ください。当社との金融商品取引契約の締結にあたっては、下記の投資リスク及びご負担いただく手数料等について契約締結前交付書面等を十分にお読みいただきご確認の上、お客様ご自身でご判断ください。

 

投資リスク
当社との投資一任契約に基づく運用においては、原則、外国籍投資信託を通じて、主に海外の公社債、株式、通貨等の値動きのある資産に投資しますので、基準価額が変動します。従って、契約資産は保証されるものではなく、投資元本を割り込むことがあります。運用による損益は全てお客様に帰属します。主なリスクとして、価格変動リスク、為替変動リスク、金利変動リスク、信用リスク、流動性リスク、カントリーリスク等があります。また、デリバティブ取引等が用いられる場合、デリバティブ取引等の額が委託保証金等の額を上回る元本超過損が生じることがあります。なお、投資リスクは上記に限定されるものではありません。

 

手数料等 
当社の提供する投資一任業に関してご負担いただく主な手数料や費用等は以下の通りです。手数料・費用等は契約内容や運用状況等により変動しますので、下記料率を上回る、又は下回る場合があります。最終的な料率や計算方法等は、お客様との個別協議により別途定めることになります。

 

Fee table

 

なお、上記には、投資一任契約に係る投資顧問報酬、外国籍投資信託に対する運用報酬が含まれます。この他、管理報酬その他信託事務に関する費用等が投資先外国籍投資信託において発生しますが、契約内容や運用状況等により変動しますので、その料率ならびに上限を表示することができません。